こんにちは、はやとです。
本日は、人目を気にして家から出られなかった僕が、
社会不安障害を克服してアウトドアが好きになったという話です。
今、僕はニュージーランドに住んでいて、
こうしてブログを書いているんですけども、
改めて昔のことを思い出すと、
俺ってだいぶ変わったよなー
と思うんですよね。
物心ついた頃から極度のあがり症で、
ずーっと人目を気にしながら、
おとなしーく暮らしてきたんで、
まさか自分が大人になってから海外に飛び出して生活しているなんて思いませんでした。
やっぱり人生って何が起こるか
分からないと思う今日この頃です。
なので今回はちょっと
昔のことを思い出して、比較してみようと思います
私服を見られたくなくて家から出たくなかった
僕はとにかく人見知り。
保育園の頃からひときわ大人しい子でした。
なるべく目立たないように目立たないように日々過ごしていました。
小学校の頃とかはまぁ
ちょっとおとなしめの子だなぁくらいだったかもしれないんですけど、
度を超してきたのが中学生になってから。
中学生になってから僕は、
休日とか家から出れなくなってしまったんですね。
中学生って思春期まっただなかで
けっこう見た目のこととか気にするようになってくるじゃないですか。
僕もそうだったんですけど、
度が過ぎてたもんで、
私服を見られるのがすっごく怖かったんですよ。
別に引きこもりまでには
なってなかったんですけどね。
フツーに学校通ってる時は
制服着てるからいいんですけど、
学校以外の時、
私服のセンスみたいなのを変に気にしすぎてしまって、
- どう見られるんだろう…
- ダサいって思われるんじゃないか…
っていうのが気になって、
中々家から出れませんでした。
それで、
周りの友達が遊びまわってる中、
僕は家で一人ネットさわったりテレビ見てたりゲームしたり。
引きこもり予備軍みたいになってました。
春休みも夏休みも冬休みも。
僕には思い出せる青春の
記憶ってのがないんですけど、
今思えばそうやってほぼ引きこもってたからですね。
そんな僕のさみしき青春時代。
とにかく、
あの頃は私服を見られるのがイヤでイヤで仕方なくて、
逆に制服を来ている時はすっごく気がラクでしたね。
だから買い物とかも学校が
終わったらその足で行くようにしてました。
守ってくれる制服の存在は当時の僕にとってかなり大きかったです。
警察官になってからも交番を出るのが怖かった
そんな僕も中学高校を
学校の時間以外ほぼ引きこもりながらも、
高校を卒業してすぐに警察官になれました。
で、警察官になってから
僕は自分が社会不安障害だと知るんですが、
その頃にはちょっと
外に出るようにはなってました。
やっぱり仕事柄
自転車やらバイクで街を巡回するんで、
外に出ることに
ちょっと慣れたんですかね。
なんで、非番とか休みの日は
当てもなく外をブラブラしてました。
メンタルもやられてたので。(笑)
本当にいたずらな時間つぶしです。
で、逆に仕事中はなんですけど、
交番の外に出るのがイヤでした。
なぜならめっちゃ見られるから。
おまわりさんの制服って目立つんですよね。
(当たり前だけど)
近くにおまわりさん来たら、
別に自分が悪いことしてなくても、
あ、警察だ
ってなりませんか?
やっぱりギョッってなるんですよ。
そういう目を一般の人からずっと向けられるので、もうそれが怖くて怖くて。
ずっと監視されてるみたいな。
そういえば自動車学校のはい、いいえで答える適正検査で、
- なんだかずっと周りから監視されているような気がする。(はい / いいえ)
みたいな設問ありましたけど、
あ、たぶんこの感じだな
って思いましたね。
ただ、警察官やる以上外に出ないわけにはいかないんで、ガマンして外出て仕事してました。
こわいなーこわいなー
思いながら。
学生の頃あんなに僕を守ってくれた
強い味方だったはずの制服が、
警察官になって
僕を苦しめることになるとは、なんとも皮肉なものです。
警察の制服は二度と着たくないですね。(苦笑)
そんな僕が社会不安障害を克服してから
そんな僕も、
制服うんぬんの問題とかじゃなく、
社会不安障害の症状がべらぼうに悪化したので、
ついには警察官をやめることになりました…
それから、幸いなことに
すぐ正しい治療法に出会うことになります。
それが以前別の記事も書いたヒプノセラピー↓
「ヒプノセラピー…?」
そう思いながら、調べる僕。
調べているうちに、いろいろなことが分かってきました。
・あがり症や社会不安障害の現象は潜在意識のうちのトラウマが原因
・過去に蓄積されたはずかしい経験が症状を引き起こす
・本来、人は本能的なところで人前がはずかしいと感じたりしない
なるほど、確かに心の問題なんだから、
それって充分ありえるよな…。
ヒプノセラピーを調べてるうちに
心にダイレクトにアプローチする治療法があると知り、
希望を持って思いきって試してみることにしました。
ヒプノセラピーと合わせ、
不安を感じないようにする考え方、
緊張解消法を試し、徐々に向き合い方が変わっていった僕、
そのうち人の視線を気にしながらいるのもバカバカしくなってきました。
仕事をやめたからってのもあるんですけど、
なんとなく治療を始めてから心が軽くなっていったんですよね。
そんで、今まで神経質にいろいろ考えて、
気にしていたのが、
ほっとんどなくなっていました。
こういった変化もあり、
社会不安障害の症状もついに出なくなり。
そして仕事やめてから3ヶ月ほどで
社会不安障害は気にならなくなってたんですけど、
そっからの僕の人生にはやっと光が射してきました。
克服してから、やっぱりどんだけ社会不安障害が
僕の人生を制限していたのかが分かるくらいにね。
アウトドアが好きになった!
社会不安障害を克服してからの僕は
外に出るのが大好きになりました。
警察をやめてからは実家に戻ったので、
仕事がない時は友達とフツーに焼き肉食いにいったり、
服買いに行ったり居酒屋行ったり。
これって、すごく普通のことっぽいですけど、
学生時代引きこもり予備軍だった僕からしたらすごい新鮮だったんですよね。
そりゃあ警察時代も付き合いで
飲みにいったりってのはあったんですよ?
だけど、友達と飲みに行ったりってことはホントなかったんです。
しかも地元の親しい友達とだなんて、
まるで失った青春を取り戻しているような気分でしたね。
言い過ぎに聞こえるかもしれないですけど、
高校出てすぐ警察になった僕からしたら本当にそう思えました。
なんか、やっとフツーに
楽しめるようになったというか。
時間つぶしのためでもなく、
仕事でイヤイヤでもなく、
フツーに外出が楽しい!
って感覚。
新鮮でした。
あと調子に乗ってバイクも買いましたね、
それで乗り回しました(笑)
ちなみに僕は警察をやめた半年後
フィリピン留学に行って、
帰国後は実家に帰って、
そしてすぐ東京に出たんですけど、
バイクは東京にも持っていきました。
東京ではシェアハウス
に住んでたんですけど、
運のいいことに都心のシェアハウスにも
関わらずバイクを止められるスペースはあったんで、東京でも乗り回しました。(笑)
僕はバイクで山道も海沿いも
走りまくったんですけど、
一番好きなのは夜の東京の街を走ることでしたね。
東京のビル群が作る
ネオンの道がとても綺麗で、
その中を走り抜けるのがすんごく気持ちいい。
最高です。
あと、シャアハウスに住んでた
カナダ人が大阪行ってみたいと言うんで、
一昨年のクリスマスの次の日、
バイクの後部座席に乗っけて東京から大坂までかっとばしました。
さすがに冬だったので
2日かけましたが、
俺は寒さには強いぜって豪語してたカナダ人も死にかける寒さでした(笑)
今思えばかなりムチャだったと思います。
まぁそんな感じで、
社会不安障害克服後はアウトドア大好き、
外に出て動くの大大好きって感じで、
学生の頃とは全然違った自分になっていました。
やっぱり、変わりすぎですね(笑)
勢い余ってニュージーランドへ!
過去の自分をブチ破って
行動的になった僕は、
フィリピン留学で海外に
また行きたい気持ちができたので、
東京の後はニュージーランドへ飛び出しました。
ニュージーランド、
大自然の宝庫、
アウトドアの聖地です!
そしてニュージーランドでは
渡航してから一週間で車買お!と決め、
その一週間後には買ってました。
ちなみにこれが人生初のマイカーです。
日本でも車をまともに
乗ってなかったのに、
まさかニュージーランドで本格的に
乗ることになるとはさすがに思いませんでしたね(笑)
で、ニュージーランドは土地が広大なんで、
見晴らしのいい景色を見ながら、
ラジオガンガンかけて車を走らせました。
これがまた気持ちいい。
最高です。
そんな日々を今送れて楽しいですね。
誰でも「予想外の人生」を作れる
とまぁこんな感じで、
引きこもり予備軍のお家内ぼっち野郎が、
日本の首都やニュージーの大自然の中で
バイクや車を乗り回すマッドマックス顔負けの乗り物野郎になったわけなんですけど、
何度も言うように社会不安障害治す前は
こんなんなるとはまっっったく思ってなかったですからね。
てか想像できるはずがない。
バイクや車、アウトドアどころか、
友達と外出て飯食ったり買い物したりとか、
そういうことですら
楽しめるようになるとは思いませんでしたからね。
今後の人生では完全に陰キャを極めるもんだと思ってました。
まぁ僕は今でも陰キャの部分はあって、
内向的なのに行動的ってスタンスでやらせてもらってるんですけど、
こんな未来なし陰キャの
引きこもり予備軍だった僕でもこれだけ変われたんで、
今、あがり症とか社会不安障害に悩んでる人も、
変われないはずないんですよね。
僕が思うに、以前から他の記事でも
ちょっと書いたりしてるんですけど、
今はその悩みが自分の可能性を覆い隠してしまってるんだけど、
その可能性を隠してしまってるモヤモヤを晴らしてあげれば、
隠れていた可能性が輝きを取り戻すと思うんですよね。
なんか抽象的ですみません。
でも本当にそう思うんです。
だって僕がそうだったから。
だから、
その輝きをいち早く取り戻すために、
正しい治療法で早くその悩みを
晴らしあげてください。
そしたら一気に輝きだすものがあるはずです。
それが、今の自分が変わる時、
新しい人生が始める時です。
なので一刻も早く、
未来の自分を救ってあげましょ
それをできるのは今のあなたです。
ということで今回は、
『引きこもり予備軍だった僕が、ライダーになったり海外に飛び出したりする物語』
という話でした。
それでは。
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