こんにちは、はやとです。
今回は、できたら人前で話すのもラクになる感情のスイッチというものについてお話ししようと思います。
まず、「スイッチ」と言ったら何が思いうかびますか?
任天堂?
スキマスイッチ?
確かにそれもあるなぁ……(笑)
ちなみに僕の場合は、学生の頃CMで流れていた「やる気スイッチ」を思い出します。
やる気スイッチきみのはどこにあるんだろう〜、ってやつですね。
知らない人ごめんなさい(笑)
で、当時ぐーたらの引きこもり予備軍だった僕は、
やる気スイッチほしーなー
と切実に思ったものです。
それがあればスイッチ押すだけでやる気モードに切り替えられるじゃないですか。
めっちゃよくないですか?
めっちゃいいですよね。(←自己完結)
で、今回僕がお話しする「感情のスイッチ」も実はそのたぐいのやつなんです。
例えば人前で話す時とか、それを押すだけで「人前で話すモード」に入るみたいな。
そんな感じです。
これができたらやる気スイッチと同じくらい便利ですよね。
でも、この感情のスイッチ、だれでも作れるんですよ。
そしてこの感情のスイッチができれば最強です。
もうコワいもんなしです。
スッと切り替えれてゾーン(みたいな状態)に入れます。
なので今回は、そんな感情のスイッチをどうやって作るのか、
お話ししていこうと思います。
感情のスイッチの仕組み
まず最初に、こんな話があります。
- ある犬がエサをもらう前にヨダレをたらしていました。
- そこで、今度はエサを与える前にメトロノームをかけてみました。
- それからしばらく、エサを与える前にメトロノームをかけるようにしました。
- その後、犬はエサを与えなくても、メトロノームの音を聞くだけでヨダレをたらすようになりました。
これは、ある特定の状態を引き起こすために特定の刺激を与え続けたことで、
メトロノームの音=エサの時間
の流れがパターン化されたため、犬はメトロノームの音を聴くだけでヨダレをたらすようになったんですね。
でなぜこんな話をしたかというと、感情のスイッチはこの原理を利用して作るからです。
つまり、犬にメトロノームを聴かせ続けたように、何かをする前に条件付けをすることで感情のスイッチができる
=感情をスムーズに切り替えることができる
というわけです。
この辺の話は関係なく見えますが、かなーり重要な話なのでもう少しお付き合いください。
感情のスイッチを持った有名人
なんとなーくやることはイメージできたと思います。
何かをする前の条件付け = パターン化
ですね。
ただ、さっきは犬の話だったので、実際人の場合はどんなんだ?どうすりゃいいんだ?
って疑問が浮かんだと思います。
なのでここでちょっと人の例を先に挙げてみますね。
感情のスイッチを作る、そう聞くと聞きなれないので
実際どんなもんかなんて想像できないかもしれません。
でも、実際は誰でも知ってるような有名人でもそれをやってたりするんですよね。
例えば、野球のイチロー選手。
イチロー選手はバッターボックスに入るまでの歩数が決まっていたそうです。
あとバッターボックスに入ってからの袖を引っ張りあげる動作は有名ですよね。
これは、打つ前に同じ動作を繰り返すことで、条件付け、パターン化し、その動作を引き金にすぐ集中状態に入られるようにしているんです。
いわゆるルーティンと言うやつですね。
ルーティンと言えば、数年前話題になったラグビーの五郎丸選手のルーティンが有名ですよね。
ボールを蹴り込む前の人差し指を合わせた独特のポーズ、これも一気に集中状態に入るための引き金です。
このように、一流のスポーツ選手なんかは、大事な場面での一連の動作を感情のスイッチを使うことで、いつも100%の力が出せるようにコントロールしているんです。
なので、同じように、感情のスイッチを作って使いこなせるようになれば、必要以上に緊張しなくてよくなり、プレゼンやスピーチなどの場でも100%のパフォーマンスができるというようになるということです。
感情のスイッチの作り方
それでは、いよいよ感情のスイッチの作り方です。
感情のスイッチの作り方は実は簡単なんです。
- ある感情が高まっているとき、自分に特定の刺激を与える
- そのスイッチが定着するまで、そのプロセスを繰り返す
これだけです。
それを知った上で今度は具体的に、「人前で話すスイッチ」の作り方をご説明します。
スイッチにする刺激を決める
まず上に書いた通り、感情が高まった時に特定の刺激を与えなければいけないので、
スイッチにする刺激は日頃あまりしない動作がいいです。
なぜなら日頃する動作だと無意識にスイッチを押してしまうこともあるからです。
先ほど挙げたスポーツ選手のルーティンは独特な動作でしたよね。
それは普段する動作だとスイッチの役割を果たさないからです。
なので例えば右手で左手の甲を包む、人差し指の真ん中を親指で軽くもむなどこういった日頃しない動作で、簡単にできるものがいいですね。
スイッチを作る
刺激が決まれば、実際にそれをスイッチにしていきます。
まず、今までの人生の中で感じた達成感・幸福感をよく思い出して、まるでその頃に戻ったかのように、その感情を体全身で体感するようにしましょう。
そして感情のピークの直前で、スイッチを入れ(刺激を与え)ましょう。
※ちなみに直前にいれる理由は実際はタイムラグがあるからです。
こうして、人前で話すスイッチができれば、実際人前で話すとき、幸福感や達成感を引き出して、ストレスなく話すことができます。
スイッチを育てる
これは補足情報ですが、スイッチが一度できてしまえば、このスイッチを使ってくうちに強化することができます。
一流のスポーツ選手はかなり強化された状態なので、あんなに自然に集中状態に入ることができるんですね。
大一番で実力を出すために、作ったスイッチを繰り返し使って、どんどん強化していきましょう!
ぼくの感情のスイッチ
このスイッチは育ってしまえばかなり強力です。
例えば僕は日頃、仕事などで緊張してるなってわかると、肩を上げてストンと落とします。
昔から肩に力が入りやすいので、力を抜く意味でもそれをスイッチにしたんですね。
そうすると、次の瞬間、
よしっ、行くか!
って思えるんですよね。
これは警察官やめてから働いたビアガーデンの厨房でもそうでしたし、その後働いたコールセンターでもそうでした。
それをすると一気に仕事モードになるんですよね。
特にコールセンターなんかではなぜか定期的にスピーチしたり、表彰があって話さないといけないことがあったんですが、そんな時は話す前一度肩を上げてストンと落としてから話すと、不思議と力が抜けて、緊張もせず話せたんですよね。
そして話しているうちに自分に酔いしれるようにすらなります。(これはいつもじゃないですが 笑)
なので、もうかなーり前に作った感情のスイッチですが今でも使えていてヒジョーに便利です。
だから始めに言ったように、一度スイッチができてしまえば最強なんですよね。
まとめ
ということで、本日は感情のスイッチと、その作り方をお話ししました。
感情のスイッチ作るのはやることも少ないですし、今すぐにでもできるんじゃないでしょうか。
- スイッチにする刺激(動作)を決める
- 実際にスイッチを作る
これだけですからね。
なのでぜひやってみてください。
それでは、今日はこのへんで
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