☆しょっぱくてクソ不味い青春の味 ~僕がぼっち化するまでのストーリー~

こんにちは、はやとです。

本日は、

『しょっぱくてクソ不味い青春の味 ~僕がぼっち化するまでのストーリー~』

という物語になります。

最近、ブログ書いたりツイートしてると、過去、つまり自分の学生時代のことなんかも当然思い出します。

でまぁ僕の学生時代、どんなだったかって言うと

ぶっちゃけヒジョーーーにつまらんかったわけです。

本当に、なーーーんにもおもしろくなかったんですよね。

それは高校との相性とかもあったし、僕自身のメンタル的問題もあったので、まぁ仕方ないんですけど、

とにかく俺の青春ってなんだったんだ?

みたいなことを卒業した直後はよく思ってましたね。

で、置いてきた青春を探すように、学校が好きでもなかったくせに部活に顔出して後輩と会って談笑したりとか、今思えばそれが奇行に思えます(笑)

まぁそれくらいね、僕ってしょっぱくて味気ない学校生活を送ってしまったんですよね。

ただそんな学校生活も今思えばあれはあれでよかったのかもなーなんて、思えるようになってきたので、今日はちょっと回顧録的に僕の高校時代のことをお話ししたいと思います。

今日は物語です。

contents

高校入学までのあらすじ

僕は県内のごくフツーの中学生。

ごくフツーの中学に入ってごくフツーの生活をしていた。

勉強もそんなできたわけではないし、運動はむしろ苦手だった。

そして恋愛とかよくわかんなかった。

まぁ、よくいる大人し目の中学生だ。

そんなフツーな僕の中学校生活3年間を振り返ると、中一の時はクラスになじめずぼっち化して、いきった野球部とかチャライやつにいじめられた。

けど中二からは小学校時代の親友二人と同じクラスになれたし、クラスの雰囲気もよかったので、けっこー充実した生活を送れた。

この頃からはヤンキーに気に入られたりして、イジられキャラとして良くしてもらったりもした。

3年になると、イジられ疲れて病みそうになってたところ、同じクラスになったヤンキーの双子の兄貴が守ってくれ、イジってきてたヤンキー弟がそんなにイジっても来なくなったので平穏が訪れた。

その頃からは成績もよくなってきたので、とにかくフツーでいたいと思った僕は、県内で偏差値真ん中位のごくフツーの普通科高校に進学を決めた。

一応警察官って夢があったし。

さぁ、中学では波のあった生活になったけど、高校では目立たずに、適当に青春してやり過ごすぞ!

ひゃっほー高校デビュー!

入学当時の僕は、中学の後半それなりに充実した生活を送れたこともあり、なんとなく根拠のない自信があった。

夢が警察官だったこともあって、中学入学時には妥協してできなかった柔道、やってやる!

と決め、柔道部に入部した。(ちなみにやる気全然のクソ柔道部だった)

同じ高校に進学する友達は少なかったが、

まぁなんとかなるべ!

と本気で思ってたりした。

なので変に意気込んで、学校の入学式にはいの一番に用意されていた席に座って先にみんなを待っていたりした。

その後の学校生活がどうなっていくかなんて、まったく想像もできずに。。。

まさーかの入学早々のトラブル

いよいよ高校生活の始まり!

高校デビュー!

これからどんな高校生活になっていくかなんて分からないけど、中学の頃はいじられキャラだったし、もういじられたくないなぁとは思っていた。

高校ではなんとなく中堅(基準不明)くらいのポジにつけられたらなぁと思いつつ、最初の頃は同じクラスの同じ中学出身の、

ちょっとやんちゃなくんと、なよっと女々しいくんととつるんでいた。

その二人はどちらも友達の友達で、面識はあったので話しやすかった。

だから当時は俺ラッキーだなぁなんて、本気で思ってた。

だけど、そんな僕の希望を打ち砕くように、初っ端から事件が起こってしまった。。。

友達同士のケンカ勃発

ある朝、教室に入ると、その二人が全く話さなくなっていて、なんとなく距離を置いているように見えた。

(ん……?)

(なんか距離感ない……?)

と不思議に思いながら、二人それぞれに話を聞いてみた。

すると、どうやら些細なことがきっかけでケンカしてしまったというのだ。

まぁただケンカと言うほどのものでもなかったのかもしれないが。

覚えている限りで話すと、どうやらBくんがちょっと気に入らないことがあってAくんに対してそっけない態度を取るようになり、Aくんは急にそんな態度を取られたので、は?なんやあいつ?となってしまったらしい。

Bくんに関しては女々しいことで有名だ。

聞いてみたらその感情は嫉妬に近いものだった。

(本気でヤンデレ女子みたいだった。)

とにかくケンカの理由は本当にくだらな過ぎて今では詳細に思い出せないくらい。

とにかくどうでもいいことだった。

だから当時の僕はどうせすぐ仲直りするだろうなんて、思っていた。

直撃!運命を変えた渾身のビンタ

ただ、僕の予想に反して、AくんBくんはその後もそんな感じだった。

Aくんは全く仲直りする気なくて、Bくんは仲直りしたいけどもう後には引けず。

それから僕は宙ぶらりんな立場になっていた。

Aくんは社交的だから友達を増やしていっていたけど、Bくんはだんまりで友達は僕くらい。

僕は根が真面目なのかこういうことって結構考え込んでしまうので、どうにかならんかなぁと頭を抱えるようになっていた。

そんなとき、休み時間にほおづえをつく僕のところに後ろの方の席からBくんがとことことこっちに向かってきた。

ん?なんだろ?

と気づく僕。

そして、なにをするのかと思えば、Bくんはほおづえつく僕を思いきりビンタした。

パチーーーンっ

ビンタらしい耳に通る乾いた音が休み時間の教室に響いた。

え?

え…?

なにこれ?

なにこの状況…?

え? え? え?

ビンタの刹那、はじかれた顔が戻る前に、いろんな思考が浮かんだ。

そしてその瞬間、

プチン

と、僕の中の何かが切れる音がした。

ダンッ!!

机に両腕をつき立て、勢いよく立ち上がる僕。

次の瞬間、僕はそいつの胸ぐらをつかんでいた。

ここじゃダメだ。

ことが大きくなる。

もー激おこぶっとばすモードに入ってしまった僕。

とりあえずトイレに連行してからぶっとばすことにした。

その時の僕は、こいつのために真剣に悩んでいたのに、なんなんだこいつは!と一瞬で頭に来てしまったのだろう。

完全にぶっとばさないと気がすまなくなっていて、それ以外のことを考える頭はなかった。

そしてBくんの胸ぐらを掴んだままトイレに連行する僕。

トイレは隣の隣の隣のクラスの横にある。

僕のクラスはトイレから一番遠いクラスだったのだ。

トイレに行くまでに経過した他のクラスのやつから僕がどう見えていたのかなんて分からない。

内気なくせに顔だけは陽キャでチャラいやつに見られることもよくあったので、もしかしたら新手のヤンキーが現れたように見えていたのかもしれない。(実際そのあとの休み時間、同じクラスにいたいかにもケンカ好きみたいなやつが興味津々で話しかけてきた。)

トイレについた僕は、いよいよそいつをしばきにかかった。

…が、いざその時になると、そいつのうるうるした瞳を見てためらってしまった。

たぶんこれはトイレまでの連行時間の長さのせいで熱が少し冷めたことも原因だろう。

そして、やり場を失った振り上げたこぶしでとりあえず壁をなぐり、Bくんを置いて先に教室に戻った。

もう次の授業が始まるというところだ。

授業が始まる前、教室の前の廊下まで戻ってくるBくんの姿を確認し、前に振り返り直し礼、授業が始まった。

授業中の僕は冷静になっていて、

(さっきのやりすぎたな……。)

(後で謝ろう……。)

と思いながら、なかば上の空で先生の話を聞いていた。

そして、次の休み時間、後ろのBくんの机に目を向けると、なぜかBくんの姿はなかった。

あれ?あいつは?

と思い、周りの人に聞いてみる。

分からない、さっきの休み時間から戻ってきてない

とのことだった。

???

クエスチョンマークで頭がいっぱいになる僕。

いや、でもさっき教室に戻ってくるのは見てたし。。。

そう思ってBくんにメールした。(当時はメールしかなかった。この1、2年後にラインが登場。)

すると、Bくんから返信が。

「ごめん、どうしたらいいかわからなくなったからそのまま帰った。」

………。

…は?

え、そんな選択肢あんの?

誰にも言わず荷物置いて帰るとかできるん?

え? え? え?

状況がのみ込めず、相変わらずクエスチョンマークでいっぱいの僕。

なんなんだあいつは。。。

「なんで帰ったん?さっきの謝ろうと思ってたのに。。。
 ごめん、また明日は学校ちゃんと来いよ!」

→「うん。」

もう状況が意味不明すぎてストレスマックスだったが、こっちにも非はあるし強くも言えない。

とりあえず謝罪メールをして、明日は学校にちゃんと来るよううながした。

(ちなみにBくんのビンタは冗談ビンタだったらしい。それにしてはな威力だったぞ。)

しかし、Bくんが学校に来たのはその後数日のことで、それ以降彼は不登校になってしまった。

Aくん→チャラ男、Bくん→不登校、俺→ぼっち化

Bくんが不登校になってしまった。

それに対して負い目を感じる僕。

あぁ、あの時ああすればよかった。。。

なんてもう遅い。

とにかく、

入学早々やらかしちまった。。。

と思うばかりだった。

そして、Bくんがいなくなったことで、気が付けば僕が一人になっていた。

最初は話していたAくんも、新しい友達とつるむようになっていたし、僕と言えば学年で唯一の柔道部員ということもあって、他の人との接点もなく、中々友達ができにくかった。

もういじられキャラになりたくなかったので、自分の中でキャラ制限して自分が出せなかったのも原因だろう。

みんなが仲良くなってきた時期に急に一人になったもので、中一の頃のトラウマがある僕はかなり焦っていた。

そこで、まず話しかけやすそうな人からガッツリ仲良くすることにして、キャラ制限解除して全力で明るく話しかけてなんとか友達を一人ゲット。

続いて同じ方法で別のやつに話しかけたが、その人の反応がまぁ悪かった。

僕はムリしてハイテンションで話しかけているのに、そのテンションに乗らずやや引いたところで会話しているみたいな。

まぁ今思えばこれに関しては話しかける相手を間違えた感もある。

しかしその時は自分さらけ出したのにそんな冷ややかな反応だったので、

ポキッ

と僕の心は折れてしまった。

あ。もうダメだ。

って。

こうなってしまうと僕は一気にがんばるのをやめる。

この現象はそれ以降もたまにあったが、いわゆる「うつ」だ。

もーダメだ。。。

俺なんて誰も受け入れてくれない。。。

僕は完全にふさぎこんでしまった。

その後、二番目に話しかけたリアクション薄い彼は、その数ヶ月後くらいからなぜか少しずつ話しかけてくれるようになったが、(意味わからん)僕にもう元気はなく、仲良くしたいとも思わなくなっていた。

自暴自棄になって、遅刻は常習犯、勉強もまともにせず赤点ばっかり。

宿題もせずに学校に来て、怖い先生にみんなの前でこっぴどく怒られたり。

しかもコミュ障、陰キャ、ぼっちで、もうわかりやすい落ちこぼれになっていた。

そして、その後卒業までの3年間、クラスでは完全に3軍以下のやつとして、窓際で細々と暮らすことになった。

俺の青春って一体なんだったんだ!?(まとめ)

はい、それでは僕がぼっちになった理由をお話ししました。

なかなかおもしろかったんじゃないでしょうか。

そんなことあるんだってね。

僕もそんなことなるんだって事実思いましたし(笑)

今はこうして話のネタなんですけどね。

まぁいろいろありましたし、当時はそれなりに病んでましたけど、今はなーんとも思ってません。

確かに他人が経験するような青春らしい青春ってのはしてませんよ?

読んでいただいた通り。

だけど、今思えばあれもあれで青春だったのかなーなんて、思ってます。

なので、今そう思えるんだからいいんじゃないですかね。

まーこんな感じで、過去のことなんて過去のことでしかないんですよね。

ずーっとそっちばっか向いてはいられないっていう。

確かに置いてきたものや失くしたものがあるような気がして、

たどってきた道の後ろばかりを見てしまうような日もあると思うんですけど。

ただいくらそっちを見つめていても、もうなーんにもないし、取り戻せないんですよね。

だったら、後ろばっか向くの大分損じゃないですか?っていう。

他の人は先に進んで、新しく手に入れられるものに手を出しているのに、自分だけそれをゲットできないなんて。

実際かなーり損なんですよね。

なんで、前のブログ↓でも書いたんですけど、

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過去も今の行動次第で価値のあるものにできるんですから、とりあえず前向きましょ。

後ろばかり見つめてしまう顔を強引に前にねじ曲げて、真っ直ぐ前だけ向きましょう。なので今苦しい状況でも、決して諦めたり、投げ出したりしないでくださいね。

僕がこの記事で伝えたかったのはそんなとこです。

今日は長くなってしまいましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。

それでは!

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この記事を書いた人

はじめまして、よしです。

僕は小さな頃から極度のあがり症で、とにかく注目されるのが怖くて、日の当たらない生活を送ってきました。

社会人になり警察官になってからは症状が悪化してついには社会不安障害を発症し、苦痛な日々を過ごしました。

人目に出るのが怖い、
上司を話すとき頭が真っ白になる、
電話すらまともに出られない。

そんな警察官として致命的な症状が出た僕は、仕事でも失敗ばかりを繰り返し、最終的には警察官をやめざるをえませんでした。

そんな僕が、正しい向き合い方を知り、それを実践したことで、退職後3ヶ月のうちに社会不安障害を克服できました。

このブログでは、僕と同じ悩みを持っている方や、あがり症や社会不安障害を改善したいと願っている方の助けに少しでもなるように、
あがり症や社会不安障害を克服するための知識や情報を、自身の過去の経験を交えて発信していきます。

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