最終的に考え方・とらえ方を変えられればあがり症も社会不安障害も治るもの!

こんにちは、はやとです。

本日は、あがり症、社会不安障害の人が持つべき物事の考え方、とらえ方ということをお話しします。

前々からブログでも記事でも書いてきましたけど、あがり症、社会不安障害を克服するのに大切なのは物事の考え方・とらえ方を変えることなんです。

ぶっちゃけ、手段は何でもいいです。

それが薬であれ、カウンセリングであれ、心理学的なアプローチであれ、、、

要はどんな手段を選んでもゴールは一つなんですね。

僕はそのいくつかの手段の中では心理学なアプロ―チが効果的であると確信しているから紹介してるだけで。

じゃ、どんな考え方、とらえ方ができるようになればいいのか?

直すべき考え方、とらえ方はなんなのか?

今回はそこをはっきりさせて書いていきます。

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あがり症・社会不安障害の人に共通する考え方

では、まずあがり症や社会不安障害の人に共通する代表的な考え方を2つ、先に確認していきましょう。

~しなくてはいけない/~してはいけない

まず一つ目は、

「~しなくてはいけない/~してはいけない」

という考え方。

例えば、仕事でミスしちゃいけない、結果を出さなければならない。

こういった考え方ですね。

これ、けっこう無意識に思ってしまいがちだと思うんですけど、こういう考え方をしてしまうと主体性が失われてしまって、環境や状況に左右されやすい自分になってしまうんですね。

そうすると、不思議と自分が被害者のように思えてきてしまうんです。

自分を責めてプレッシャーをかけてしまうので。

こうやって、自分を萎縮させてしまうと、なおのこと仕事効率は落ちますし、良いことはありません。

なので早い段階で変えるべき考え方の一つです。

減点主義(完璧主義)

2つ目は

減点主義(完璧主義)です。

1つ目の考え方も言ってしまえばこの考え方の一つですね。

減点方式の考え方をしてしまうと、そもそも最初から足りない部分にフォーカスしてしまっているので、モチベーションが下がります。

そのため、これから新しいものに取り組むときや慣れてないものに取り組むときに障害になりやすいです。

失敗できない自分を作ってしまうと一つ失敗をするごとに自信が失われてきてしまうんですよね。

なので減点主義もこれか挙げる考え方にシフトしていけるようにしましょう。

改善する考え方

続いて、上記の考え方を改善する考え方を見ていきましょう。

もうなんとなく察しがつくかもしれませんが、要は反対の考え方ができるようになればいいんです。

それを踏まえて見てみてください。

~(緊張・失敗)してもいい

~しなくてはいけない/~してはいけない

はどういう考え方にしていけばよいのか?

それは、

~(緊張・失敗)してもいいという考え方です。

そのままですね 笑

では、どういう風に変えていくのか?

まず、例えばスピーチなどで、

失敗しちゃいけない、かんじゃいけない……

と思ってしまうとします。

普段はこうなってしまうと頭が真っ白になったり、終わってから自信を喪失してしまったりしますよね。

ただ、そもそもスピーチの目的ってのは失敗しないこと、緊張しないことでしょうか?

いえ、相手に自分の伝えたいメッセージが伝わりさえすればいんです。

~しなくてはいけない/~してはいけない

という考え方を持っていると、本来の目的を忘れてしまいがちなんですよね。

細かいことまで完璧にしないといけないと思うので。

だから、一度本来の目的は何だったのか、頭の中でちゃんと整理できれば、じゃあいいやと、余計な緊張をしにくくなります。

なので、本来の目的を見定めて、少しくらい大丈夫と自分自身に許可を出してあげましょう。

加点主義

続いては、加点主義です。

先ほど減点主義を挙げましたが、その真逆の考え方ですね。

減点主義は、最初から100なので、それが90、80、70……と下がっていくことで次第に自信が失われ、0になる頃には自信喪失してしまいます。

なので、減点方式をやめ、0から始まる加点方式で物事を考えられるようになれば、自信を失わずに済み、かつどんどん自信が加算されていくので、落ち込まず気分よく過ごせるようになります。

なので何ごとも、まず最初は完成度が低くてもいいので、まず始めてみる、これが大事です。

いきなり難しいことをやってみると時間がかかる上に心を折られてしまうので、まずは1週間~1ヶ月くらいで結果が出るものをやってクセつけるのもオススメです。

例えば料理とか、パソコンのタイピングとか、なんでもいいです。

失敗→改善→完成

のサイクルを回して、徐々に完成度を上げていく。

これが当たり前だと思えるようにしましょう。

改善する共通の考え方

ここまでであがり症、社会不安障害の人に共通する考え方、改善する考え方がわかりました。

この二つの考え方が正反対であることからわかるように、結局は解釈(とらえ方)の違いよるところが大きいんですね。

というか、それでしかないんです。

わかりやすいのは、水が入ったコップをどう見るかという話。

これを、

水が半分しかないと解釈するか、
水が半分もあると解釈するか、

これは人によって違います。

ただ事実は一つなので、やっぱり解釈の違いでしかないんですよね。

この解釈の仕方、つまりとらえ方を変えることがあがり症や社会不安障害の克服に直結します。

それをする手段として、リフレーミングというものがありますので、それについてはこちらの記事を一度見てみてください↓

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あがり症とか社会不安障害であるないにかかわらず、身に着けておきたいスキルです。

まとめ

ということで今回は、考え方、とらえ方について書きました。

それさえ変えられればガラッと変わります。

ただ、物事の考え方、とらえ方というのはこれまでの経験で根づいたものなのでそんなに簡単に変えられるものではありません。

なので、先ほどあげたリフレーミングしかり、このブログで過去に挙げたいくつかの方法を用いて改善を図ってみてください。

もちろん継続が大事です。

一日でも早く、過度に緊張や不安を感じないような考え方に移行していきましょう!

それでは

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この記事を書いた人

はじめまして、よしです。

僕は小さな頃から極度のあがり症で、とにかく注目されるのが怖くて、日の当たらない生活を送ってきました。

社会人になり警察官になってからは症状が悪化してついには社会不安障害を発症し、苦痛な日々を過ごしました。

人目に出るのが怖い、
上司を話すとき頭が真っ白になる、
電話すらまともに出られない。

そんな警察官として致命的な症状が出た僕は、仕事でも失敗ばかりを繰り返し、最終的には警察官をやめざるをえませんでした。

そんな僕が、正しい向き合い方を知り、それを実践したことで、退職後3ヶ月のうちに社会不安障害を克服できました。

このブログでは、僕と同じ悩みを持っている方や、あがり症や社会不安障害を改善したいと願っている方の助けに少しでもなるように、
あがり症や社会不安障害を克服するための知識や情報を、自身の過去の経験を交えて発信していきます。

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