★日記をストレスの吐き出し口にするのが前の僕。ストレス感じにくくしてしまうのが今の僕。

こんにちは、まなとです。

本日は、

『日記をストレスの吐き出し口にするのが前の僕。ストレス感じにくくしてしまうのが今の僕。』

っていう話です。

僕は4年前、社会不安障害に悩んでいた頃に始めて、今でも続けていることがあります。

それが日記です。

日記と言っても毎日書いているわけではなくて、気が向いた時に書く程度です。

これが今習慣になっているんですけど、なぜ僕が日記をつけるようになったのか、その理由や効果も合わせてご紹介しようと思います。

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僕が日記を書く理由

僕は頭の中に言葉にならないようなモヤモヤがあるとき、日記にとりあえず書き落としています。

具体的に言うと、考えが自分の中でまとまらないときとか、嫌がことがあって何を嫌だと感じているのかを明らかにしたいときなど、あえて言葉にしようとしてみるんですね。

で、その作業を日記を書くという行為を介してやっているわけなんですけども、実際こうやって日記に書き落としていくと、

頭の中のモヤモヤが言語化されていって、書き終わる頃にはすごくスッキリしていたりするんです。

初めは社会不安障害の悩みの吐き出し口としてスタートしたものだったんですけど、いつの間にか習慣になっていて、頭がモヤモヤしている時は進んで書くようになっていました。

なので、今でもたまーに書いています。

南海キャンディーズ山里さんの「毒出し日記帳」

こういった日記をつける習慣というのは、著名人も実際やっていたりするみたいです。

芸人の山里亮太さんなんかは、「毒出し日記帳」というのをつけて不満等の吐き出し口にしていたらしいです。

確かに毒多そうですよね(笑)

ちなみに山里さんはこんなことも言っています。

「怒りを忘れてとか、前向きに生きようとか、よく聞くけど、それは今アンタが元気だから言えるんだろうって思う。僕、そういうポジティブ信者が大嫌いなんで」

「やっぱり『口に出す』とか『ノートに書く』とか、ささやかでも“外に出してく”ことが大切だと思います。
 頭ん中でそれをやっても、自家中毒的になって落ちていくだけなんで。」

この辺とか、僕はめちゃくちゃ理解できるんですよね。

変に「ポジティブに考えようぜ!」って言われたところで、

「は?」

って思っちゃうような人ですから僕(笑)

「それができれば悩まねぇよ!」

って感じで。

でも、確かにずっと悩み続けてても先に進めないし、どうにかしたい。

そんな僕にとって、日記をつけるというのは山里さんと同じように毒を吐き出して、頭をスッキリさせるためにめちゃくちゃ便利ツールだったわけです。

日記を読み返してわかる「病み期」

ちなみに、こうやってつけてきた日記を、後で読み返してみるとけっこうおもしろいです。

内容はそれはもうネガティブなことがメインなんですけど、不定期で書いてる日記なので、書いてる頻度が多い時期ほど、

「あの時の俺こんなに悩んでたんだな~」

というのが見て取れます。

特に日記を始めた時期なんて、社会不安障害に悩みまくってた時期だったので、当時の日記を見たらそれはもうひどいです。

ネガティブの度が過ぎていて自分でも引いちゃうくらい。

その頃の日記に、1ページ使って

「クソったれ」

と、でかでかと書いてあったりしますから、そういうのを見るとあの時の辛さがよみがえってきますね。。。

今ではそういうのですら見返すとおもしろかったりするんですけどね(笑)

だけど今は日記あまり書いていません。

ここまで日記について話しておきながら、え?って感じだと思うんですけど、

今は日記を書く機会がめっきり減りました。

つまり、さっきお話ししたように、必然的に悩みが多い時に日記を書く頻度が増えるわけですから、逆に言うと最近はあまり大きな悩みがないということですね。

いやー、ありがたい。

半年くらい書いてなくて、つい昨日久しぶりに書いたんですけど、それもなにか悩みがあってとかじゃなくて、久しぶりにやっかいな病気になったのでそのことについて記録した程度です。

一応今海外生活してますし、後で見返した時のために書いておくかっていう本当に単純な日記としてですね。

なので、最近は特にストレスなく過ごせているというわけです。

で、なんであんなにストレスを抱えていて、その度に日記に落としていた僕が、今とくにストレスを抱えずにいられているのかというのもちょっとお話しすると、ストレスを抱え込まないような考え方が習慣化したからというのが挙げられます。

先に日記を書くのが習慣化したっていう話をしましたけど、それと同じで、

「こういう時には、こう考える(というか考えられる)」

というのが習慣化したおかげで、変にストレスを抱え込まなくて済んでいるということですね。

追記:
物事を前向きにとらえる方法で「リフレーミング」というものがあります。
それについては別の記事に書きましたのでご覧ください。
https://mananote.online/386/

柔軟な考えができるよう習慣化してしまえば、生き辛さはなくなる

この習慣化というのが、社会不安障害を克服するのにけっこう大事だと思っています。

社会不安障害に関わらずメンタルの病気っていうのは、悪い方に考えるのがいつのまにか自分の中で習慣になっていたりします。

例えば、あがり症や社会不安障害の人に共通するのが、

「~しなくてはいけない/してはいけない」

という意識や、

「減点主義・完璧主義」

です。

「~しなくてはいけない/してはいけない」

という意識を持っていると、自分にプレッシャーをかけてしまいますし、

「減点主義・完璧主義」

は新しいことに取り組むときに障害になりやすいです。

この考え方をずっと持っているとけっこう致命的だと思います。

なので、そういった考え方をしなくなるように、あがり症や社会不安障害を改善できるような考え方、

例えば、良くなかったことが起きたときに次にどうそれを活かそうとか、単純に、「ま、いっか」って思える考え方ができるよう習慣化してしまえばいいんです。

言ったらストレスにならない考え方を今のネガティブな考え方に上書きするみたいな感じですね。

でも、たぶん誰でも考え方を変える必要性なんて、なんとなく気づいてると思うんですけど、実際思っただけではすぐ変わらないものです。

なので一定期間は継続して、すり込んでいくわけですね。

僕の場合は、警察官をやめたあと、
社会不安障害との正しい向き合い方を教えてくれるプログラムに出会えたことがきっかけになって、
考え方をどんどん変えていくことが出来ました。

で、考え方が変わって、より行動的になれたおかげで、
今のわりかし自由な生活があるわけです。

人の生活を何よりしばって不自由にするのって、
結局見えない悩みだったりしますから、
僕はそれがなくなったことで、
かなり開放的な感覚でいられています。

今同じ状況にいても、
大きな悩みがあったりストレス抱えていたら、
こんなにストレスフリーではいられないわけですから、

考え方一つでやっぱり生活も人生大きく変わるんだなぁ
と改めて思いますね。

なので、まず日記を習慣化してストレスの吐き出し口にするのもいいですし、
さらにちょっと意識して考え方を変えるように努めるのもいいと思います。

なんであれ、習慣化して、
自分の中でそれが普通のことにしてしまえば、
ごく自然にそれができて特に苦もないですからね。

やろうやろうと思ってやるのではなくて、
自然にできる。

それが、できるようになってしまえばすごく楽です。

すぐ習慣になることはないですが、
一定期間継続すれば身につくはずなので、
是非試してみてほしいと思います。

それでは今回は、

『日記をストレスの吐き出し口にするのが前の僕。ストレス感じにくくしてしまうのが今の僕。』

という話でした。

それでは

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この記事を書いた人

はじめまして、よしです。

僕は小さな頃から極度のあがり症で、とにかく注目されるのが怖くて、日の当たらない生活を送ってきました。

社会人になり警察官になってからは症状が悪化してついには社会不安障害を発症し、苦痛な日々を過ごしました。

人目に出るのが怖い、
上司を話すとき頭が真っ白になる、
電話すらまともに出られない。

そんな警察官として致命的な症状が出た僕は、仕事でも失敗ばかりを繰り返し、最終的には警察官をやめざるをえませんでした。

そんな僕が、正しい向き合い方を知り、それを実践したことで、退職後3ヶ月のうちに社会不安障害を克服できました。

このブログでは、僕と同じ悩みを持っている方や、あがり症や社会不安障害を改善したいと願っている方の助けに少しでもなるように、
あがり症や社会不安障害を克服するための知識や情報を、自身の過去の経験を交えて発信していきます。

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