こんにちは、まなとです。
今回は、
『私は「内向型」なの「内気」なの? それがわかれば社会不安障害も秒殺。』
というお話です。
さて、最近、twitterである方の投稿で、「内向型」という言葉を知りました。
ちなみに内向型とは、意識が自分自身の内側に向かうタイプのことで、逆に、自分の外側に向かうのは外向型となります。
特徴としては、
- 大人数が苦手
- ひかえめで大人しい
- 一人になって心の充電
- 出来事の意味を考えがち
- 話すのが苦手でも聞き上手
などの特徴があります。
たぶん当てはまるとこ一つはあるんじゃないでしょうか?
で、その内向型の意味を知って、
「あ、その考え方とかとらえ方って大事だなー。」
と思ったんですよね。
なぜならそれが社会不安障害の克服までの道のりを大きく短縮してくれるからです。
僕は内向型という言葉自体は全然知らなかったんですけど、警察官をやめてからは、
自分はこういう(内向的)人間なんだろうなー
というのをなんとなく意識して生きてきました。
そうするようになってから、だいぶ気持ちが楽になったんですよね。
でそのうちに社会不安障害も治ってしまいました。
なので今回は、自分が内向型なのか内気なのか、それが分かれば社会不安障害の克服もすぐそこだぜっていうお話しをしていきます。
最後の方にけっこう重要なこと書いてます。
あなたは内向型?それとも内気?
「内向型」と「内気」は似ているようで違う。
大きな違いは、変えられるかどうか。内向型→遺伝子や脳の構造によるものだから変えられない。
内気→自信がなく、人からどう見られているか気になる。自己肯定メソッドをやったりして、自信をつけることで変えられる。
(外向型で内気な人もいる)— 内向型アドバイザー/しょう (@show_kigyo55) August 15, 2020
↑これは、僕が内向型という言葉を知るきっかけになった方のツイートです。
内向型と聞いても、「内気とどう違うの?」と思われた方もいると思います。
このツイートではわかりやすく説明してくれてますよね。
なんなら、このツイートは僕が今日ブログで書きたいこと集約してくれてます。(お時間ない方は他のオススメ記事でも読んでください 笑)
そう、内向型とは「変えられない人としての性質」なんです。
つまり“いくら変えようとしても“、変えられないものなんですね。
僕が思うに、「内向型の自分」をどうにかしようと悩んでいる人がかなり多いんじゃないかと思います。
なんなら僕自身も3年前までそうでした。
ここからちょっと当時の僕の話になりますが、当時の僕は、
- そこまで社交的でもないし、一人の時間が好きで、人が大勢いる場所は好きじゃない。
- 飲み会とかパーティーの雰囲気がめっぽう苦手で、できることなら夜は静かな空間で音楽を聞きながら本でも読んでいたい。
そんな自分を認められなくて、イヤでイヤでしょうがなくて。
だって、周りの人とうまくコミュニケーション取れないのも、それで仕事もプライベートも何もかもうまくいかないのも、自分がそんな内向的なやつだからだろって思ってたからです。
だから、周りにいる陽キャの人達がうらやましくて仕方なくて。
何であいつらはゆうゆうと人生送れるのに、俺はこんなに苦しまなきゃいけないんだってずっと思ってました。
そして、社会不安障害という問題に直面したときその気持ちはなおさら強くなって。
どうにかしてここで人生変えてやる!
と思って必死になったものです。
社会不安障害を治すために当然通院して薬も使いましたが、それ以上に僕が意識的にやるようになったことが、周りの陽キャの人がしてるようなことを徹底的にマネすること。
この内向的な性質が問題なら、そこを直してしまえばいい。
そう思ったからです。
で、陽キャの先輩がするようにいい時計買ったり、彼女作りに精を出してみたり。
正直どっちもまったく興味なかったのに、たっかい時計買って、街コンに参加したりしてましたね。
けど、案の定何も変わることはありませんでした。
その後、今挙げたようなことにお金だけ浪費してさらに自己嫌悪におちいった僕は、
社会不安障害の症状も悪化し、ついに警察官をやめました。
変えるべきは「内向型の性質」じゃなかった。
で、警察官やめてからは、一回自分を認めてみることにしました。
「もう俺は変わらん! 陽キャにはなれん!」
「これがオレだぁぁ!!」
って。
言い方変えるとあきらめたというか。(笑)
けど、不思議なことに、その後かなり心が軽くなったんですよね。
なんというか、
明るくならなきゃいけない!
社交的でなきゃいけない!
みたいな強迫観念?のようなものがなくなって。
で、その後社会不安障害を治すために心理学的なアプローチを取り入れると、
社会不安障害は3ヶ月ですんなり治ってしまいました。
変えるべきは「内気な部分」だった。
この時気がついたんですよね、
「あ、俺は変えようとしていたところを間違えてたんだ。」
ってことに。
そう、僕は変えられない「内向型の性質」を治すことに必死で、
変えるべき「内気な部分」を変えられていなかったんです。
なぜなら、どっちも一緒だと思ってたから。
ただ、警察官をやめたのをきっかけに、
もういいやこれでって自分の内向的なとこは認めてしまったんで、
変に自分にストレスをかけなくなり、
治せる内気な部分にフォーカスすることができたんですね。
最初に挙げたツイートでも、
「内気は自己肯定メソッドなどで変えられる」
と書いてありますが、
僕もまさにそのパターンで。
内向的なとこはそのままにしといて、
内気なとこ、つまり
- 自信がない
- 人からどう見られてるか気になる
- 小さなことで不安になる
といったようなネガティブな意識を僕が今オススメしてるメソッドで変えられたので、
僕は社会不安障害を克服できたんです。
さっき挙げたツイートを見つけた時、
改めて納得できました(笑)
社会不安障害を治すときにハッキリさせておくこと(超重要!)
ということで、
ここまでの話で内向型と内気の違い、
なぜ僕が社会不安障害を克服できたのかは充分わかったと思います。
一応まとめると、
- 自分の中の、「内向型の性質」は変えられない、「内気な部分」は変えられる。
- 内向型の性質を変える努力をやめ、内気な部分を変えられたことで克服できた。
って感じです。
では、これをみなさん自分に置きかえてみてください
あなたは、「自分の内向型の性質」を変えようとしていませんか?
おそらく、していると思います。
当時の僕がそうであったように。
大抵の人はごっちゃにして余計な努力をしてるはずです。
ただ、何度も言うように、
内向型と内気は違うもの。
つまり、先に自分の「内向型の性質」と「内気な部分」を切り分けて考えられるようにする必要があるんです。
僕が思うに、
社会不安障害とか他のメンタルの病気もそうですけど、
なかなか克服できない人っていうのは、
自分の内向型の性質から変えようとするのに必死になっていて、
- もっと手前にある内気な部分を変えることに意識がいっていない
- またはごっちゃになっているせいでピンポイントに問題点(内気な部分)に対しアプローチできていない
こんな共通点があると思います。
ですから、社会不安障害を本格的に治そうと思うなら、
今一度自分が持つ「内向型の性質」と「内気な部分」っていうのは違うものだとハッキリさせておきましょう。
その上で、
治せない内向型の性質はもう仕方ないと思って治せる内気な部分を治していきましょう。
そして内向型の自分をもう認めてあげてください。
もうあなたはそのままでいいんです。
僕も「内向型の内気なやつ」でしたから。
ということで今回は、
内向型と内気の違いについてお話ししました。
僕が当時そうであったように、
内向型と内気をごっちゃにしてしまっている人は多いはずです。
ただ、その違いに気づけた僕が、
その上で正しい治療法に出会って
たった3ヶ月で克服できたので、
みなさんもその違いに気がつければ、
早いうちに克服できるはずです。
こんな僕も冒頭の話でわかるように
「内向型の内気なやつ」でしたから。
僕と同じ悩みを持つ人ならほとんどの人がそうだと思うんですけどね。
このパターンだと気がつきにくいんだよなぁ
と改めて思いましたが、
このパターンでもちゃんと気づいて治せれば、僕のような
- 内向的で一人が好きなのに、
行動的でしかもおしゃべり。
みたいなビックリ人間が誕生するわけです。
まぁそうなりたいかは別として、
治せるものだというのはわかっていただけたかと思いますので、
希望を捨てず、自分が治すべきとこを明確にした上で、
少しずつ社会不安障害を改善していきましょう。
それでは!
追記:
内気か内向型が分かれば、次に注意すべきは「環境」です。
内向型の人が自分に合わない環境にいると症状は治らないばかりか悪化し、
治ったとしても合わない環境に戻れば再発の可能性があるからです。
それについてこの記事↓で詳しくお話ししていますので、読んでみてください。
補足:
最後まで読んでみて、自分がまず内向型なのかどうなのかもわからないという方は、
内向型診断テストなるものを見つけたので、下記リンクから確認してみてください。
「内向型診断テスト」あなたは内向型? 外交型?/『内向型人間だからうまくいく』
https://ddnavi.com/serial/604347/a/
※僕は設問の29/30が当てはまるパーフェクト内向型人間でした。
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