こんにちは、はやとです。
今回は、
『社会不安障害を治すためやめた5つのこと』
という内容です。
僕は高校卒業後、警察官になって、その後すぐ自分が他の人とちょっと違うなという違和感を持つようになりました。
それで精神科に行ったところ社会不安障害と診断され、そこからはどうにか治そうと必死になりました。
通院して、薬飲んで、カウンセリングも受けて。
自分が苦手な街コンとかバーとかにも行くようにしたり。
速読やダイビングを習って特技を身につけることで自信を持とうとしたり。
リア充の先輩のマネして良い時計買ってみたり。
とにかく、がむしゃらに思いついたこと試しまくりました。
けど、結局何にもならず。
むしろ症状は悪化しました。
結局仕事も辞めざるえなくなり、
あー、俺どうしよ。
死にたいー。
と思ってましたが、仕事をやめた直後正しい治療法に出会えたおかげで克服できました。
それで、克服できてから、
あ、俺そ-とー間違ったことやってたな。
と気がついたんですよね。
で、思うんですけど、
社会不安障害治したい人って、
なんかしなきゃなんかしなきゃ
って思ってる人多いんじゃないかなー
って思うんですが、
なんかやる前に、
やめないといけないことがあるな、
と、思うんですよね。
で、実際僕もいろいろ試してダメで、
最後にはやるんでなくやめることで、
一気に克服につながりましたから、
今回は僕が社会不安障害を克服するためにやめたことをリストにして紹介しようと思います。
社会不安障害を克服するためやめた5つのこと
それではどんどん挙げていきます。
後半けっこー大事なこと書いてます!
薬
・理由:一時的な効果しかないから
これは以前別の記事↑でも詳しく書きましたが、
薬っていうのは結局一時的な効果しかないんですよね。
なんで、服用し続けてても、
その時その時は少しラクになるかもしれないけど、
根本的な原因を解決できないっていう。
だから、僕はもういらないな、
と思って使うのをやめました。
薬に頼りながらずーと生きていく人生も
僕はなんかイヤだったんです。
薬を使うこと自体は否定しないんですけどね。
SNS
・理由:ただの傷のなめあいになるから
僕は社会不安障害の悩みを共有できる人
に会いたくて、mixiを始めました。
Twitterは知り合いでも
やってる人が多かったからです。
で、mixi内のコミュニティに入って、
自分の悩みや不安や打ち明けていたんですが、
ある日、
これを続けてても社会不安障害が治ることなんてないじゃないか、
と思って使うのをやめました。
そういった意味では薬をやめた理由に近いかもしれません。
要は、一時的に気をラクにしてくれるだけなんですよね。
言ってしまえば傷のなめ合いです。
そう言うと悪く聞こえてしまうかもしれませんが、
SNSを使うこと、悩みをそこで共有することに対しては
否定はしません。
僕も実際他の人の意見が聞けて参考になりましたしね。
ただ、根本的な問題を解決しようと思った時に、
SNSは必要ではないんです。
だから、心に傷を負った者同士で
閉鎖的な空間に閉じこもるのをやめ、
mixiをやめました。
自分を否定すること
・理由:自己否定しても仕方ないから
僕は、自己肯定感がめっちゃくちゃ低かったです。
もう物心ついた時からそうでした。
なので、例えば学生の頃は
スポーツできる子、勉強できる子に
対してやたら劣等感を持ってましたし、
大人になってからも
自分ができること以上に
できないことにフォーカスを当ててしまって、
自分のことが嫌いで仕方がありませんでした。
不器用なのでやることなすこと
空回りしましたし、
それで毎日毎日ずーっと、
なんで俺はどうして俺は
って自分を否定していたんですよね。
でも、警察官をやめてから、
一度自分をまるごと認めてみることにしました。
もう、俺は俺なんだ。
これが俺だから仕方ない
って。
そう思おうとしてからも、
自分を否定するのがクセづいてたから中々難しかったんですけど、
丁度環境も変わったり正しい治療法を知れたこともあってか、
だんだんこれがありのままの自分だって認められるようになりました。
そうすると、すごく心が
ラクになったんですよね。
まるでずっと自分をしばっていた
クサリが解けたみたいな。
これ、以前別の記事↑にも書いたんですけど、
自分は自分で、変えられない部分ってのも確かにあるんですよね。
なんで、自分をまるごと変えようとするのはムリがあるんです。
だから、良い意味で諦めて、
もうこれが自分って思ってしまう。
自分を否定するものやめる。
そうすると、
自分自身に攻撃していた状況から解放されて、
ラクになるんですよね。
なので変に、
自分を変えないと!こんな自分じゃダメだ!
って思うんじゃなくて、
ちょっとずつ、自分は変えられない、
このままでいいと思うようにしていけたら、
克服につながるはずです。
まぁ、これは中々難しんですけどね。
自分に負担をかけること
・理由:症状を悪化させるから
成長したいと思い、積極的に飲み会やクラブに行っていたことがある。努力すれば刺激がパワーになる人間に変われると思ってた。
内向型には変えられる所と変えられない所がある。
そこを理解していないと、努力しても報われず「自分はダメな奴だ」と、どんどん苦しくなっていく。— 内向型アドバイザー/しょう (@show_kigyo55) September 5, 2020
こんなツイートを見つけたので参考です↑
僕はこのツイートがすごく共感できたんですよね。
社会不安障害だと、
どうしても他の普通の人をうらやんでしまって、
あんなんなれたらいいなぁ…
って思うはずです。
僕の場合はそれで、
他の普通の人のようになりたくて、
自分にとって
キラキラして見える人のマネをしました。
例えば始めに書いたように、
行きたくもないのに街コンやバーに行ったり、
買いたくもないのに先輩のマネして高い時計を買ったり。
でも、そういうのってやっぱり
自分が全然やりたくないことだったんですよね。
そういう自分の本心で
イヤがってるようなことをしても、
なおさらメンタル的に負担を
与えてしまって、辛くなるだけです。
さっき書いたように、
他人は他人、自分は自分なので、
向き不向きはどうしてもあるし、
自分の苦手なことをわざわざ首つっこんでやる必要って本来ないんですよね。
なので、本心でイヤだと思うことは、
逃げちゃダメとか、やらなきゃいけないとか思うんじゃなくて、
全然避けて通っていいんですよね。
ムリに自分に負担を与える必要はありません。
克服しようとすること
・理由:思いこみを強めてしまうから
克服のため、
克服しようとすることをやめるというのは、
なんか矛盾してるような感じがします。
だけど、実はこの意識ってけっこー大事なんじゃないかと思ってます。
なぜなら、克服しようとする気持ちですら
自分に負担をかけてしまうからです。
上に、自分の苦手なこと、
不向きなことは自分に負担をかけると書きましたが、
同じように大きな負担になってしまうんですよね。
そして思いつめる程
思いこみが強くなって症状は悪化します。
例えば、こんな考えがあります。
英語を勉強する人がいたとして、
その人は英語を話せるようになりたいと常に思っています。
だけど、それじゃ中々上達しないんですよね。
それはなぜか。
なぜなら、
英語を話せるようになりたいと
思ってる時点で、
自分が英語を話せないと
認めてしまっているから。
ん?
って感じかもしれませんね(笑)
言い換えると、
〇〇になりたい、〇〇したいって言い続けると、
自分が今そうじゃないっ
ていう風に思いこんでしまうので、
目標が遠のいてしまうんです。
だから本当は、
英語がもっと話せるようになりたい
って思わなくてはいけないんですね。
そうすると、
(今もできるけど、それを)もっと目的に近づけたい!
っていう前向きな意思になります。
これは社会不安障害の克服も同じで、
治したい治したいって思っていると、
自分は社会不安障害だっていう思いこみが強まってしまいます。
自分が理想とする克服後の自分から
遠い存在だって認めてしまうことになるので、
前に進めないんですよね。
無意識にずーっと現状維持の選択をすることになります。
なので、なんとか治したい!
って強く思うのはあまりオススメできません。
ちなみに今までうつ病、
パニック障害だった人にも会ったことありますけど、
いずれも同じようにもう仕方ない、
治そうとするのやめた
って思い始めてから良くなっていったそうです。
なので克服のため、
克服したいと思うのはやめましょう。
やることはやる、やらなくていいことはやめる
と言うことで今回は
僕が社会不安障害を克服するためにやめたことを挙げてみました。
今思えば本当にいろいろやって、
そのほとんどがムダなことだったなー
と思います。
自分にムリじいしてたと言うかね、
後で冷静になって考えたらなんであんなことしてたんだろうって思いますね。
なんで、たぶん今社会不安障害に直面している人、
けっこーがんばってると思うんですけど、
ムリはしないでくださいね。
自分を傷つけるようなことはしなくていいんです。
やめていいことだってあるんです。
それは逃げでは全然ないんですよ。
そして、できるだけ気楽に気軽に、
始めは難しくてもそうやって考えていきましょう。
ありのままの自分で、
自分の人生を行きる!
それができたらいいなと思うかもしれませんが
そんな人生はそれほど遠くないですからね。
遠ざけてしまっているのは、
自分かもしれません。
なので、克服を遠ざけるもの、
克服につながらないものはやめてOK、
身軽になって克服を目指しましょう!
ということで、日の話は以上です。
それでは
コメント