☆理性 vs 感情!その場でスパッと緊張をなくせちゃう緊張解消法!

こんにちは、はやとです。

今回は、タイトルの通り、その場でできる緊張の解消法というものをお教えします。

以前、リフレーミング、ヒプノセラピーなどについてお話ししました。

それらは日々の取り組みであがり症・社会不安障害を改善していくもので、長期的な観点から見た治療法になります。

そして、根本的な問題から解決するには超効果的な治療法とも言えます。

しかし今回お話しするのは、長期的ではなく短期、というより文字通りその場で緊張を解消する方法になります。(そういった意味では以前お話ししたEFTに近いです。)

つまり、プレゼンやスピーチ、その他緊張が高まる場面で試していただけたらと。

ということで早速説明してきますね。

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理性 VS 感情

では、まず最初に。

緊張解消法をお伝えする前に知っておいてほしいことがあるのでそれについてちょっと説明しますね。

そもそもみなさん、人には理性と感情があるというのはもちろんご存知かと思います。

それではここでどういった違いがあるか今一度比べてみてください↓

はい、全然違いますよね。

理性が考える機能、感情が感じる機能って感じです。

で、何か起これば、この2つの機能が働いて判断をくだすわけですね。

それでは通常、この2つがせめぎ合った時、どっちか勝つと思いますか?

理性と感情、どっちの方が強いと思いますか?

ちょっと考えてみてください。

(シンキング・タイム)

 ・・・・・・。

それでは、答えを発表します。

答えは、感情 です。

理性と感情がせめぎ合った時、多くの場合は感情が勝っちゃうんですね。

意外でしたか?

僕も初めて知った時は

へー、そうなんだ!

と意外に思いました。

人って知能があって理性で動いてるっぽいんですけど、実はそんなことないんですよね。

意思決定するときも実は感情につき動かされて決定します。

理由は後づけなんです。

なので、基本的には理性で感情をコントロールすることは難しくて、

理性で緊張は抑えられないんですよね。。。

これがけっこ―残酷な現実です。

今まで理性で緊張するな!落ち着け自分!という風に抑えつけようとしてきた人が大半でしょうから。

実はほとんどの人が間違ったやり方で緊張を解消していたということですね。

Emotion(感情) は Motion(動作) から来る

では、どうすれば緊張を抑えられるのか?

感情をコントロールすることなんてできないのか?

いえ、そんなことありません。

感情をコントロールするには、動作を変えればいいんです。

実は、感情と動作というのは密接につながってます。

ほら、落ち込んだ時とかうなだれたり、肩を落としたりしますよね?

あれは感情がマイナスになってるから動作に反映されてるんですよ。

そして、うつむいたり肩を落として姿勢が悪くなったら呼吸がさまたげられ、

酸素が取り込みにくくなり、気分が悪くなる…ということが起きて、なおさらくらーい気分になっちゃうんですよね。

思い出してみたら、たぶんそんな経験ありませんか?

じゃあ、結局感情と動作がつながっていても感情が動作を支配しきってしまっているのかと言えばそんなことはありません。

感情が動作に影響を与えるということは、動作が感情に影響を与えるとも言えるからです。

つまり、いくら緊張したり、落ち込んだりしていても、動作を変えてあげればそれがなくなるということですね。

それでは、今説明したことを頭に入れたまま、緊張という感情を解消する動作をやってみましょう。

その場でできる緊張解消法!

それではいよいよ緊張を感じなくなる動作をいくつか紹介します。

この記事を読みながらでもやってみてください。

胸を張る

なんとなくでいいので、自信を感じるまで胸を張ってみましょう。

胸を張っていくうちに、どこかで自信を感じられるようになる高さがあります。

ちなみにその高さは人によっては3ミリ程度で変わると言われています。

胸を張れば、姿勢が正され気道が真っ直ぐに確保され、

内気な気持ちがなくなっていくでしょう。

足を肩幅に広げ平行にする

姿勢を良くするとなると、かかとをつけ足をそろえて真っ直ぐ立つ「気をつけ」の姿勢を想像しがちですが、実はかかとをそろえて立つ姿勢は非常に不安定なんですよね。

体のバランスが不安定だと、感情まで不安定になってしまいます。

なので逆に、足を肩幅くらいまで広げ、平行にして立ちましょう。

そうすれば感情も安定してきます。

肩の力を抜く

肩に力が入っていると、呼吸が浅くなり声も出づらくなります。

呼吸が浅くなると、心拍数も上がります。

心拍数が上がると苦しさを感じます。

そして、また声が出づらくなり、うわずった声になり、その声を聞いてされに緊張し……

と、連鎖的にどんどん緊張感が高まってしまうんですよね…

なので肩の力は抜けた方がいいんすが、肩の力を抜くのは意外と難しんです。

僕も子どもの頃からいろんな場面でよく肩に力が入ってると言われてきました。。。

なので、肩の力を抜く時は、まず意識できる限りで肩の力を抜いて、肩をほぐすのをイメージしながら、5回くらい軽くジャンプしてみましょう。

そうすると簡単に効果的に肩の力が抜けていきます。

その他、呼吸を整えるのも効果的

以上3点、緊張をその場で解消する方法をが説明しました。

その他にも、深呼吸などで呼吸を整えるのも効果的です。

さっき説明した3点でも呼吸について触れましたが、呼吸も緊張とかなり密接に関係しているんですよね。

緊張すると呼吸が浅くなり、心拍数が上がります。

これは、感情と動作の関係と一緒で、緊張するから呼吸が早まるとも言えますが、呼吸が早まるから緊張するとも言えるんですね。

感情はコントロールできなくても、呼吸はコントロールできますから、呼吸を整えれば感情をコントロールできると言えます。

なので、緊張する場面では、意識してゆっくり、深呼吸するなどしてみましょう。

緊張ほぐすのはまず動作から、日常的ストレスをやわらげよう

ということで今回は、その場でできる緊張解消法をいくつかご紹介しました。

感情を変えるには動作から

これを覚えていてください。

あとは、日常生活でも普段から悪くなってしまいがちの姿勢をよく保つよう意識して、緊張や不安を和らげ、気分が落ち込まないようにしてみてください。

それだけで毎日のストレスの感じ方も大分なくなるはずですからね。

ちなみに僕も毎日アホほど胸張って生活してます(笑)

そしたらやっぱりちょっと自信出てきますから。

なのでぜひ、慣れないなぁと思っても、意識的にやってみてください。

効果は間違いなく感じるはずですから。

それでは今回は、その場でできる緊張解消法とその仕組みについてお話ししました。

ちなみにその場で緊張を解消する方法の他に、長期的に取り組みで考え方そのものから変えていく方法など他の記事で紹介してたりしますので、

ぜひのぞいてみてください↓

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それでは、このへんで

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この記事を書いた人

はじめまして、よしです。

僕は小さな頃から極度のあがり症で、とにかく注目されるのが怖くて、日の当たらない生活を送ってきました。

社会人になり警察官になってからは症状が悪化してついには社会不安障害を発症し、苦痛な日々を過ごしました。

人目に出るのが怖い、
上司を話すとき頭が真っ白になる、
電話すらまともに出られない。

そんな警察官として致命的な症状が出た僕は、仕事でも失敗ばかりを繰り返し、最終的には警察官をやめざるをえませんでした。

そんな僕が、正しい向き合い方を知り、それを実践したことで、退職後3ヶ月のうちに社会不安障害を克服できました。

このブログでは、僕と同じ悩みを持っている方や、あがり症や社会不安障害を改善したいと願っている方の助けに少しでもなるように、
あがり症や社会不安障害を克服するための知識や情報を、自身の過去の経験を交えて発信していきます。

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