こんにちは、まなとです。
今回は、
『他人に依存して我を失った結果つんだ話』
というテーマでお話します。
今回の記事でトップに貼った画像、これAppleの創始者スティーブ・ジョブズさんのけっこう有名な名言です。
この名言を知った時、
「いや~、間違いねぇわ。」
と思ったので、今回は僕がそう思った原因である自分の体験談と、結果としてどのような考えに至ったかを書いていこうと思います。
僕は社会不安障害に悩んでいた頃、自分を変えたいと思うがあまり、他人の意見を取り入れすぎて、余計に苦しい状況を作ってしまいました。
あの時のことを思い出すと、本当にバカだったなぁと思います。
それで、その後深く反省し、考えを改めました。
その反省点や、改まった考えの共有です。
社会不安障害を治したすぎて、必死だった僕の失敗
僕は、子ども頃から極度のあがり症で、警察官になってからは社会不安障害と診断されました。
社会不安障害を持っていては、警察官を続けられない。
その思いから、社会不安障害を治そうと必死になりました。
通院し、薬に頼り、カウンセリングを受け、それでも症状が治らないと思って、自分のやりかたで、場数を踏んで、ムリくり治そうとし始めました。
そして、自分に自信をつけようと思い、何か、
「俺はこれできる!」
と言えるようなことを身につけようと思いダイビングを始めました。
ダイビングを選んだ理由は、ライセンスとして持てるし、人と関わりが持てる趣味になると思ったからです。
しかし、それが、症状を悪化させる要因を作ってしまいました。。。
自分を信じなくなり、他人に依存するようになった
社会不安障害を治そうと必死になるも、症状は改善されるどころか、悪化するばかりです。
「ダメだ、、、俺のやること全部ムダなんだ。。。」
元々自分に自信がなかった僕は、もっと自分ぎらいになりました。
そして最終的には自分を信じなくなり、自分の周りにいて輝いて見える人のマネをするようになっていきました。
例えば、先輩がいい腕時計を見せてきて、いい時計くらい一つはもっとけよと勧めてきたら、その通りに腕時計を買ったり、車の話をしてきたら、耳を傾けてとりあえず興味持とうとしたり。
でも、僕は本来そういったものへの欲がなくて、興味も全くなかったんですね。
だけど、「自分以外の人が全員輝いて見えた僕」は、そんな輝いている人になるために、その人達がやっていること、興味を持っていることに積極的に自分の時間やお金を投資し続けました。
自分の心の奥にある、「別に興味ないんだけどな、、、。」という自分の心の意見は無視して、違う自分になるために没頭しました。
これがどんどん自分の状態を悪くすることになりました。
結果症状は悪化し、たくさんのものを失った
「他人の意見にのみ耳を傾け、言われたことをそのままやる」
いつしかそんなスタンスになっていた僕は、貯金が一気になくなりました。
さらに自己嫌い、自分不信を強め、他人への依存に拍車がかかりました。
始めたダイビングでは、お店の人と仲良くなれたので、居場所ができたように感じていましたが、それがさらに自分の状況を苦しくする原因になりました。
ダイビングは、趣味としてはけっこうお金がかかります。
資機材がそもそも新車のバイク位高いし、一人でできるものではなく、毎回ツアーに参加して複数人でやるものなので、ツアーに参加するごとに数万のお金がかかりました。
さらに、上のライセンスを取ろうと思うと、それにも資機材並みのお金がかかりました。
僕は、すでにお金がなかったんですが、信頼していたお店の人が、
「私もそうだったし、みんなローン組んでるよ。」
と勧めてくると、何も考えずにローンを組みました。
自分に意見はないからです。
メンタルはボロボロで、判断力はなくなっていても、
「いつかこの判断が報われる。だってうまく行ってる人の言う通りにしてるんだから」
という的外れな希望だけを持っていました。
しかし、結果として何も報われず、多くのお金と時間を失った結果、余計に症状を悪化させただけでした。
その後も、同じように他人への依存と結果が出ない投資を繰り返し、最後には会ったばかりの人まで簡単に信用するぐらいにまでなってしまって、自分に残ったもの全てを失うに至りました。
全てが終わったとき、僕は廃人のように無気力になっていました。
深く反省し、思ったこと
ということで、かなーり暗いお話しをしてしまったんですけど、今はとっても元気です。(笑)
で、僕は今お話しした一部始終の後に、警察官をやめて、深く反省し、考えを改めたんですね。
で、これからお話しするのが、その僕の改まった考え方です。
他人の意見を聞いても、最後には自分で決めよう
僕は、自分を信じなくなったことで、他人に依存するようになり大失敗しました。
で、その結果思ったのが、「他人の意見は自分にマッチするか考えないといけないな」ということ。
まぁ当時はメンタルボロボロで、判断力0かよってくらい落ちてたんですけど、
最低限自分の感覚として、「いや、それはなんか違うな。」って思ったんなら、その感覚にしたがっておけばよかったと思います。
結局自分の人生ですからね、意見してくれる人って良い人悪い人関わらず責任取ってくれませんから。
どんな意見でも自分に合ってなかったらまったく意味ありません。
パズルで合ってないピースをムリやりねじこもうとしているようなもんですよ。
なので、パズルで合ったピースを選ぶように、自分に合ってる意見を選ばないとダメでしたね。
最後に決めるのは自分=自分の人生の責任は自分にある
ということで、さんざん損しまくった僕は、考え方をガラッと入れ替えました。
もういい!
自分で決める!
って。
もはやヤケ(笑)
でも、これが結果としてよくて、警察官をやめてからと言うもの、大体のことは自分で決めて実行してきたわけなんですけど、まーストレスなく、うまくやれてますね(笑)
あ、これってまったく他人の意見聞かなくなったってことではないんですよ?
他人から意見は聞くけど、自分に合ってるなという意見を取り入れて最終的に自分で決めているとうことです。
で、そうゆう風にするようになってからは、
- 変にお金を使うこともなくなって
- 自分が好きでもないことに時間をさくこともなくなって
- 他人の目もあんま気にならなくなって
スッゴくのびのびやれてます(笑)
- 自分の好きなことにだけお金使って
- 自分の好きなことにだけ時間さいて
- 他人の目も気にせず自分の好きな場所でゆうゆうと生活して
本当に自由です。
なんで、今になって他人の意見に依存してた自分って本当にバカだったなーと思うし、ありえないなって思いますからね。
なんで、今他人の意見ばっかり気にしていたり、他人に依存してしまってるなーと思う人は、小さなことからでも自分で決めて、やってみたらいいと思います。
まとめ
ということで今回は、
『他人に依存して我を失った結果つんだ話』
というお話をしました。
たくさん書きましたが、簡単に言ってしまうと、
自分の状況は自分が一番知っているし、それを全部知らないのに意見してくれる人の意見は聞かなくていいよーってことです。
例えそれが、親しい友達や親族であってもです。
意見はもらってもいいけど、自分の状況を一番知っている自分が最後には判断すべきです。
なので、精神的に病んでると難しい状況もあるかと思いますが、自分を否定せず、自分の意思に素直になり、自分で人生を決めていきましょう。
そんなお話でした。
自分の人生は自分で決めていきましょう。
それでは
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